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バートヴィムプフェン (Bad Wimpfen /GER)


 ネッカー川沿いの保養地。ドイツで最もシルエットの美しい町とも言われる。この町は1803年から1945年の間、ヘッセンの飛び地であった。現在の法律上の州の帰属は必ずしも明確ではない。ヴィンプフェンは、神聖ローマ皇帝オットー1世の文書により965年に市の開催権を得た。交通の要衝である地の利と裁判所の所在地であることからこの町は大いに繁栄した。ヴィンプフェンのタールマルクト(谷の市)は今日でも毎年開かれており、1000年以上の歴史を持つドイツで最も伝統ある市である。 1182年に、皇帝フリードリッヒ1世バルバロッサはヴィンプフェンに滞在したと考えられている。彼の中世的なシュタウフェン家の帝国は分散統治されていた。このため、シュタウフェン家は、帝国内の各地に、広大で堅牢な城郭施設を持った「カイザープファルツェン(皇帝の城)」とよばれる町を設けていた。
 
 
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