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★アルハンブラ☆ Alhambra(Grenade/SPA)

城郭(要塞・アルカサ-バ、城館・ム-ア人王朝) 平山城 ナスル朝 1238
 9世紀末イベリア半島南部を版図としていた後ウマイヤ朝末期の、アルカサーバと呼ばれる砦が原形。ナスル朝(1238年-1492年)の時代にグラナダを首都とし、アルカサーバの拡張工事が行われている。アルハンブラは構造的には一つの城塞都市であるが、当初から全体の形が計画されていたのではない。異なる時代に建てられた様々な建築物の複合体であり、時代により、建築様式や形状などが異なっている。その前半はムーア人王朝の栄枯盛衰と共にあり、9世紀末イベリア半島南部を版図としていた後ウマイヤ朝末期の、アルカサーバと呼ばれる砦が原形であると言われている。
 1718年カルロス1世(カール5世)、この宮殿を自らの帝国の支配の中心地にする考えを持っていたと言われており、カルロス5世の噴水や、カルロス5世の宮殿の建設が始まり(宮殿は完成することはなかった)、モスクは教会へ変えられ、礼拝堂や修道院が建築されている。1830年、フェルナンド7世の大修理で、荒廃していた城も往時の姿をとり戻した。 Bアル・アンダルス様式
 
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