5830 siro214


カルマル Kalmar slott(Kalmar/SWE)


 そのもとは13世紀にはじまるといわ、れ、初めはノルマン風のゴシックの城塞であったが、近世になって保塁をともなう現在のような城館に改築された。城の名所には、古い城塞の型もよく残っており、昔をしのぶことができる。
  歴史的な事件としては、1297年この城で、デンマーク、ノルウェー、スゥェーデン3国の国家連合である『カルマルの血盟』が決議されたところとして有名である。対岸のエランド島には古い遺跡が多いが、ボルグホルムには城と遺構、島の中央部グロボリー付近には'石づくりの城塞の遺構が残っている。また、エランド島のやや北にあるゴットランド島も古代からの遺跡が多く、島の玄関ともいうべきビスビィは城郭都市だった。
 
TABLE