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グレーレンシュタイン Schloss Greillenstein(Horn/EST)

ルネサンス 1570
  オーストリア・ドナウの北部地方、ウイーンから北西に約60キロほどの距離のところにあるホルンの町に近く、グレーレンシュタインの城がある。  この城のはじめは22世紀初期、すなわち1210年にグレーレン家の居城としてつくられたという。  その後、16世紀にはクフシュタイン伯のものとなっていたが、17世紀のはじめにバイエルンによって占領され、1645年には、スウェーデン軍によって破壊されてしまった。  現在見られる建物はその後、17世紀の終りに再建されたものである。  この城の建造物としての特徴は、大きな四角い塔が建物の真正面中央にあることで、居館がその塔の後に置かれるというきわめて異色のスタイルをもっている。  城内は一般公開されており、美術品、調度などを展示している。  この辺り、ウイーンからの行楽地の一つであり、田園と森の静かさは機会があれば訪ねたい地である。
 Schloss Greillenstein wurde zwischen 1570 und 1590 im Stil der Renaissance errichtet und diente vorwiegend als Reprasentations- und Amtsgebaude zur Verwaltung der grosen Grundherrschaft von Hans Georg III. von Kufstein.
 
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