ィンスブルクとサルツブルクの中間、ドイツとの国境近く、美しいライン川の流れに沿った小さな丘の上にクフシュタインの城がある。流れをへだてた対岸からの城の眺めはオーストリアの城の中でも絵のように麗しいと定評がある。
この地には、古くから街道の要地だったために、砦があったが、1205年、この砦の跡にレゲンスブルクの大僧正が新たに教区の保護のための城塞をつくった。
現在の建物はその城塞を、16世紀になってから大改築したもので、丘陵の上に威容を誇っている古代風な大円塔が城塞としての厳しさを示している。
城はそののちたびたび城主を替えているが、18世紀のころからはバイエルン王国の支配下にあり、19世紀には刑務所として使用されており、カイザーターム(皇帝の塔)と呼ばれる塔にも上ることができる。
城のある丘上は公園となって公開され、また城内には郷土博物館となった城の建物もあって、内部には興味深い郷土資料の展示が見られる。 The greatest landmark of Kufstein is the Kufstein Fortress, which was first mentioned in the 13th century.
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