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コトリン島の砦 ☆ (Kotlin/RUS)


 この地域は歴史的にフィンランドの地勢であったと思われる。12世紀以降、スウェーデン(北方十字軍)とノヴゴロド公国(ロシア人)の争奪地の一つとなった。13世紀にスウェーデンとノヴゴロドの間で国境線が確定。この島はノヴゴロドのものとなった。その後この島は、ロシア帝国に引き継がれたが、1613年にスウェーデンがカレリアと共に領有する。この島が最終的にロシアの領土と確定したのは、大北方戦争の最中の1703年である。以後、海港サンクトペテルブルクを防衛するために、コトリン島は要塞となった。
 バルチック艦隊の主力基地があり、軍事的に重要な島である。サンクトペテルブルクへ接近する海路を二つの海峡に分けており、都市の防衛に大きな役割を果たしてきた。
 
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