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モリッツ Schlos Moritzburg(Dresden/GER)


  東ドイツの古都、ドレスデンはかつてはドイツ連邦のザクセンの首都で、古くからの町だが、17世紀から18世紀にかけてザクセンの王だったブリードリッヒ・アウグスト1世の代に栄えた。彼は、強王といわれた人でその力は指先で硬貨が折れるほどであり、また多くの女性に総計200人もの子供を生ませた。  ドレスデンは現在東ドイツ共和国の東ベルリン、ライプチヒについで第3の都市である。ドレスデンから西に10キロほどのところにモリッツ城がある。ここはかつてザクセン王家の狩猟の館があったところだが、森、湖に囲まれた自然の領域は動物が多かった。18世紀にドレスデン市中に有名なツヴィンガー宮殿を建てた建築家ベッペルマンが、王の依頼で、モリッツに城をつくった。城といっても戦いのものではなく、シロス、宮殿で、大きなドームを持つピンク色の建物である。現在は、城内は博物館之なって一般に公開されている。  城の周辺はドレスデン市民の行遊の場所として人気がある。
 
 
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