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ホーエンシュヴァーンガウ城 Schlos Hohenschwangau(Fussen,Bayern /GER)

擬古典様式城郭 山城 擬古典様式城郭 1853
 1832年、マクシミリアン2世は12世紀に建設されたが廃墟になっていたシュヴァンシュタイン城を購入した。そして、1853年にマクシミリアン2世は息子のルートヴィヒ2世のためにこの城を改築した。(高白鳥城)
 ホーエンシュヴァンガウ城には、至る所に中世騎士伝説を描いた壁画が描かれており、「ローエングリン」の壁画も当然そこに含まれている。この城で幼少期を過ごしたルートヴィヒ2世が長じた後、ワーグナーのローエングリンに魅了され、伝説と現実の境界を見失うようになってしまう遠因をここに求める研究者は多い。
 バーバリア・アルプス山中の美しい湖、アルプジーとスワンジー両湖を見下ろすようにそびえているネオ・ゴシック様式のこの城はもともと四つあったシュワンガウの要塞の一つであった。
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