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ホーエンツォレルン城 Burg Hohenzollern(Baden-Wurttemberg/GER)

擬古典様式城郭 山城 擬古典様式城郭 1887
 ツォレルン・アルプ郡のヘヒンゲンの南の海抜855mの円錐形の山にある。現在の城はフリードリヒ・ヴィルヘルム4世がプロイセン王になる前の太子であった時に再建を決めたもので、没後の1867年に完成したものである。
 1218年(または1214年)にツォレルン家は領地の分割を行って長男のコンラート1世がフランケンの領地とニュルンベルク城伯の地位を得て後のプロイセン王国の王家の祖となる一方、次男のフリードリヒ2世はシュヴァーベンの領地とツォレルン伯爵の地位を得た。
 シュヴァーベンの空中楼閣Castro Zolreについて1267年に言及されていることから、この頃にはツォレルン城はできていてツォレルン=ヘヒンゲン家の城であった。14世紀にツォレルン家をホーエンツォレルン家と改め、城名もツォレルン城からホーエンツォレルン城となる。この城は1423年には完全に破壊されている。その後再建され、31年戦争では要塞として使用された。
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