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シルヴェス (Silves/POR)

城郭(城塞) 平山城 イベリア半島 13世紀
 石と赤煉瓦で構築された城塞は13世紀ころにはじまるといわれ、方形の塔、直線的な城壁、その上部の胸壁すべてアラブの築城の手法を示している。現在、町は城門外に新しくつくられているが、その新旧の対照が興昧深い。この城は赤い色をしていたので『赤い城』という別名もあった。
 この辺りの海岸は古代のフェニキヤ人による航海時代から開けたところで、シルベスの町はアフリカの北岸からアラブが侵入したころから基地としてはじまった。
 
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