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ヴェネツィア・ドゥカーレ宮殿☆ Palazzo Ducale (Venezia/ITA)

宮殿 水城 宮殿 1309
 古代、ヴェネツィア周辺の地域にはウェネティ人が住んでいた。伝説では、アクイレイア、パドヴァなどの北イタリアの都市の住民が、5世紀のゲルマン人のイタリア侵略からのこの湿地帯へと避難してくることから、452年にヴェネツィアの歴史が始まる。この時避難してきた先が現在の「トルッチェロ島」である。足場が悪い湿地帯のため、侵入者は追ってくることが出来ず、避難した人々はここに暮らし続けるようになる。干潟に住むメリットを保つため、干潟を荒らしたり干拓したものを極刑にする、という法を作ったり、普段は船が通れる道を杭で示していたが非常時にはその杭を抜く、など、干潟を守り、かつ、有効に利用していた。
 ヴェネツィアのドゥカーレ宮殿はサン・マルコ広場にあり、共和国の総督邸兼政庁だった建造物。8世紀に創建され、14世紀(1309年)-16世紀にかけて現在の形に改修された。 外観はゴシック風のアーチが連続し、イスラム建築の影響も見られる細やかな装飾が施されている
 
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